『「男の子のママ」の悩みをぶっとばす言葉』という育児書を読みました。
レビューを書きます。
タイトルにある、こんな言葉を作者の義理母から言われたそうです。
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子育て奮闘中の母ちゃんドクターが書いた『男の子ママ』の悩みをぶっとばす言葉[本/雑誌] / 須藤暁子/著 価格:1,296円 |
『(子供は)親のなってほしいようにはならない、親のようになる。』この言葉が心に残りました。
『親のようになる』かぁ。。。まさに「子は親の鏡」そうだと簡単に納得はできますが、自分のように自己評価低くて、学校の成績が良くないまま、大人にはなってほしくない!
旦那のように自分に自信があって、成績優秀で、優しくて、周りの評価も高い。。。そんなふうになったらいいけど。ここは日本だし、旦那の育ってきた環境とは違う。
自分のようになってほしくなくて、今幼児教育に力を入れているけど、『蛙の子は蛙』で無駄なのかな?とか脳裏をよぎる。
私は日本の田舎で育ち、核家族で両親は共働き、習いごとは一人で通えるようになってから。両親公務員で世帯収入はそこそこだったはず。成績が悪かったのは、勉強のやる気がなかったことと、やり方が分からなかった。勉強ができない子の典型です。
旦那はアメリカの田舎の貧乏自営業家庭で育っていて、特に幼児期には英才教育とか習いごととか一切なく、小学校の時に成績のいい”特別な公立の学校”に2年くらい引っ越しするまで通っていたんだとか。
この本の作者は2歳と4歳を育てている女医さん。私も、もう数カ月したら2歳と4歳の男兄弟のママになり、数か月前まで週6勤務フルタイムで、平日は(週末も時々)ワンオペのワーママだったので、慰めの言葉に勇気をもらえました。
この作者は子育てについて『いつか、私が結婚したいと思えるような人に、なっていくのを見守るだけでいい』と書いています。
そう思えたら、育児プレッシャーの肩の荷が下りるのですが。
自分は、どんな子育てをしたいのか。。。今は仕事を辞めて、子供が好きそうな(自分がやらせてあげたい)、習いごとをさせてみたり、自宅学習習慣をつけさせるのをがんばっているだけ。
どんな大人にさせたいのか、という将来のビジョンは、名前を考えるときに考えただけで、すっかり忘れていました。
(こうしてブログにしちゃうと、少し自分の考えをまとめることができますね。)
自分自身の子供時代を振り返ってみると、幼少期。
1歳3カ月で私立保育園に入所し、4歳で公立保育園に転園してからは、友達ができずに、充実していない保育所生活を卒園まで過ごし、小学校低学年では、もっと親と一緒にピアノの練習や、工作などをしたかったという思い出があります。もちろん母に縫物を教わったり、週末家族でお出かけもいっぱいしましたが、もっと工夫できるところはいっぱいあったはず、と昔を振り返って思います。
上と下に兄妹のいる中間子の性質上そうなので、しょうがないですがもっと母親に甘えたかったというのが、大きくあります。だから2人の子供には今だからできる甘えを、いっぱいさせて、大人になってから、甘え足りなかったと思わせないようにしたいです。
仕事辞める決心がついたのも、自分のこういう背景があったから。理想をいうときりが無いので、「どんな大人にさせたいか」よりも先にいかに今の幼少期、できるだけ子供と一緒に楽しんで、前向きに過ごせるかに注力していきたいです。
・・・そしたら自己肯定感高めな子になるかも!?
取り留めない文章でしたが、読んでいただき、ありがとうございました。